象さんの素敵な生活
人間でも素敵な生活を…と思いますが、象も思うのです。年老いた白い象といつもお節介をしながら助けてくれる鴨の哲学的で素敵な物語。
子供達向けに書かれているのに、何と深いのでしょう。一つ一つの言葉に深みを感じました。そして、挿し絵が荒井良二さんがしています。私は、この人の絵が好きです。物語に深みを増すスパイスが彼の絵にはあった気がします。
今回のこの本も上山市立図書館で借りたのですが、何故こんなに良い本が新古書になるのかわかりません。
この他にも私が借りてきた過去の本達は新古書になりそうです。
そんな事を考えると怒りが込み上げてきます。
この本で白い象が“怒りは悲しみより耐えやすい”と言っていたので、耐える事にします。
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